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【制作日記】「どつけよ、さすれば、開かれん」その3

 夕日の土建屋さん 仲村はじめです。

 さて、前回に続きまして、「どつけよ、さすれば、開かれん」のお話です。

 今回はテーマとコンポーネント作りのお話を少し。

 こだわっているようで、全然こだわっていない仲村のぐだぐだゲーム制作日記です。

 では、続きをどうぞ。


  今回のテーマは「テーマ」です。
 うん、ややこしいな。


 では、ややこしついでに、今回の「どつけよ、さすれば、開かれん」は「蛮族運動会」というテーマがありました。

 蛮族というと野蛮だから、蛮族。そして、頭が悪いから蛮族。粗暴だから蛮族。


 まぁ、平和とか話合いとかそういうものからはかけ離れているイメージがあります。

 ゲームデザインをする時、こいつを利用しない手はないと思っています。

 たとえば、蛮族だから「粗暴でいい加減でおおざっぱ」でと、とかくゲームとは無縁そう。

 今回こいつを選んだのは、「頭の悪い事を本気出してやる」というところにあったので、実は今回のゲームは頭を使います。

 使わないゲームってちょっと考えつかないんですが………

 そういう意味でも、説明書というか企画書の冒頭文章では「馬鹿だな」という、先入観をもっていただきたい。

 もってもらったものを裏切る。

 すると、このやろうと思うわけです。

 もちろん、よい意味で裏切りましょう。



 でも、冷静になってみるとやっぱり、「頭の悪い」がモチーフになっていると、ゲームテーマとしてはイイナと思うわけです。

 「1」蛮族はやっぱり野蛮で頭が悪い。

 「2」ところが、ゲーム自体は「頭を使って」勝ちにいく。

 「3」でもやっている事自体は頭が悪い。

 起承転結みたいな事を考えると少しおもしろいかもしれません。







 二つ目、コンポーネント。今回ゲーム作る時に枚数どうしようかな? という話。

 トランプというカードゲームは「52枚+2枚」で54枚です。

 どうして分けたか? 実は、この25枚というのが大切です。

 たとえば、1/13でA、2~10、J、Q、Kのどれかを引いて来るギミックがほしい。

 だったら、54枚いらなくて、同じゲームを4つ作ればいいだけです。

 (厳密に言うと、連続してカードを引く場合、同じカードが二枚以上出てくる可能性もあるんですが)

 今回の「どつけよ」では正にこれでした。

 (城壁5枚+手札3枚+資金2枚)×2=20枚。

 残りの12枚のカードをどうやって扱うか、ゲーム序盤においてはこれが全てです。

 32枚というバランスは、ここに12枚のカードが残ってほしかったの一存で決まりました。

 攻撃と防御の準備をしてゆくわけですが、攻撃の準備は最大5枚の場合と、最大3枚の場合があり、

 防御は一律5枚………と、言うことは?

 5+5+5+3=18枚

 そう、絶対的に足りないので、また、どこかに偏在する。

 今回のゲームで防御はどつかれるまで完全待機なので、枚数に差があったとしても、

 逆に全く同じだったとしても、問題なしです。

 心理的アドバンテージはありますが、実際のどつきあいには、影響が出てこないと考えました。



 そして、攻撃。

 防御が5枚ずつついたとすると、攻撃に使えるカードは2枚。

 その上で、カードのうちやく半分は資金というカードを捨て札にもっていかないと使用できないカードです。

 さて、この2枚が両方とも、資金のいらないカードである確立はかなり低いわけですよ。

 そうすると、どちらかは攻撃ができて、もう一方は攻撃ができない。

 こうなると、防御固めた後でどつきにいきたくなるわけです。




 もう一つ、資金を使用すると、4枚カードが増えます。

 トータル6枚。正当にいけば、3枚3枚の割り当てですが、その実、使用に偏在のあるカードだと

 資金を使わないとならないカードだと、やっぱり、どちらかが不利になるわけです。



 ところが、枚数が多い方が「有利」ですが、「絶対」ではありません。

 先日お伝えしたところの「ジャンケン」が嫌みなぐらい、パワーバランスをひっくり返します。








 と小難しい事を考えるのですが、整合性はたぶんないです。

 でも、整合性のとれたゲームってワーカプレイスメントで良作と言われているものでも、プレイ機会に恵まれない気がしています。

 やっぱり、多少不格好でも、やっている人間が盛り上がれるかどうか、ゲームの実のところは結局これに集約されてしまう様な気がしています。



 最後に、偉そうな事書いておりますが、今回のゲーム36枚ないし、32枚にしようと思った理由。

 それは、某印刷所さんの小ロット印刷の単位がちょうど36枚だったんですね。はい。



 そんな仲村はじめがお伝えいたしました。




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2014.03.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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